語学科紹介・レベル目安

朝鮮語

慶應外語の魅力・特色

慶應外語の朝鮮語科は、NHKハングル講座の講師や現役の翻訳者・ライターなど、実務経験と教育経験を兼ね備えた講師が授業を担当しています。受講者の学習目的や背景の多様性を踏まえ、段階的に力を伸ばせるカリキュラムを整えており、継続受講者からも高い評価を得ています。

受講者数が多いため、初級以降のクラスでは学習歴に差が生じる場合がありますが、個々のペースに応じたフォローを行い、安心して学習を続けられるよう配慮しています。

語学科紹介

大韓民国(韓国)は日本に最も近い隣国であり、古くから深い関係を築いてきた国でもあります。朝鮮語は、その韓国と、朝鮮民主主義人民共和国からなる朝鮮半島にルーツをもつ人々によって話されている言語です。
朝鮮語の最大の特徴は、独自の文字である「ハングル」を用いることです。ハングルは、15世紀半ばの朝鮮王朝時代に当時の国王である世宗の主導により創製され、「訓民正音」と名づけられました。学問のない人々でも容易に読み書きができるよう、直感的かつ合理的な原理に基づいて設計された表音文字であり、文字の形に発音の手がかりが含まれている点が大きな特徴です。その仕組みを理解することで、比較的短期間で読み書きを習得し、朝鮮語の文章にも自然に親しむことができます。
また、朝鮮語は日本語と同じ漢字文化圏に属しており、発音や意味の似ている語彙が多く見られます。語順や文法体系にも共通点が多いため、日本語を母語とする学習者にとっては、比較的習得しやすい言語といえるでしょう。これまで朝鮮語以外の外国語学習に対して自信を持てなかった人でも、達成感を得やすく、新たな視点から学習に取り組むことができます。

一方で、日本と韓国のあいだには、近代の植民地支配を背景とする歴史的課題や、文化的差異に由来する価値観の違いが存在します。朝鮮語に親しみを感じても、実際のコミュニケーションの場面では、言語の類似性だけでは越えられない壁に直面することもあります。近年多くの人々が触れている韓国の映像・音楽・文学といった「韓流」コンテンツは、そうした壁に向き合いながら、新たな関係を築く契機としての役割を果たしています。

公開講座「朝鮮語科」では、現代韓国語が置かれた背景を意識しつつ、ハングルの読み書きから身近な話題に関する初歩的な日常会話、さらには韓国の社会・文化などのさまざまな話題をめぐる会話まで、段階的に学べるようにレベルを設定しています。入門から上級へ段階的に学習を進めることはもちろん、ご自身のレベルに合わせて自由に講座を選ぶことも可能です。

朝鮮語科で韓国の「今」について皆さんと語り合うことを楽しみにしています。

レベル目安

入 門

各種資格レベル
  • 「ハングル」能力
    検定試験 5級
  • 韓国語能力試験 1級
対象レベル

韓国語を初めて学習する方

※入門Aと入門Bの対象レベルは同じです。

達成目標

ハングルの読み書きを習得し、挨拶表現、人や物の有無に関する表現、指示語を用いたやりとりに加え、基本的な動詞・形容詞を用いた短文での意思表示ができるようになることを目標とします。

※各講座の「講座の進め方・到達目標」「講座スケジュール」を必ずご参照ください。

初 級

各種資格レベル
  • 「ハングル」能力
    検定試験 4級
  • 韓国語能力試験 2級
対象レベル

ハングルの読み書き、挨拶、人や物の有無や指示語を用いたやりとり、基本的な動詞、形容詞を用いた短文での意思表示ができる方

※初級Aと初級Bの対象レベルは同じです。

達成目標

過去形を含む主要な文法事項を習得し、身近な出来事について簡単な会話ができ、短文で自分や身の回りのことを伝えられるようになることを目標とします。

※各講座の「講座の進め方・到達目標」「講座スケジュール」を必ずご参照ください。

中 級

各種資格レベル
  • 「ハングル」能力
    検定試験 3級
  • 韓国語能力試験 3級
対象レベル
身近な出来事について簡単な会話ができ、短文で自分や身の回りのことを伝えることができる方
達成目標

短文でのやりとりから一歩進み、まとまった文章や会話で、自分の考えや理由を伝えられるようになることを目標とします。

※各講座の「講座の進め方・到達目標」「講座スケジュール」を必ずご参照ください。

上 級

各種資格レベル
  • 「ハングル」能力
    検定試験 準2級
  • 韓国語能力試験 4級
対象レベル

社会・文化に関わる話題(ニュースなど)もあらかじめ予習しておけば理解できる方

※文法事項や語彙に不足点が多いと感じている場合は、中級以下で十分に力を蓄えてから上級にのぞむことをお勧めします。

達成目標

ニュースや社会的な話題について自分の意見を述べ、話題に応じた自然な表現でやりとりできるようになることを目標とします。

※各講座の「講座の進め方・到達目標」「講座スケジュール」を必ずご参照ください。